クリーンブースのメリットについて
クリーンブース役割やメリットについて
まずクリーンブースというのは、規格やクラスに分類されているクリーンルームに比べると、導入コストを削減するために設置されることが多いです。
それぞれの環境などに合わせて簡単に設置することが可能なので、沢山の現場で使用されています。
クリーンルームとほとんど変わらない清浄環境を保つことが出来て、コスト面でも低く抑えることが可能です。
なので短工期にて、清浄環境を得ることが出来ます。
クリーンブースの主な役割というのは、局地的な作業を行う環境において、空気を清浄化してくれるという役割があります。
天井から綺麗な空気を吸い込んで、下へ向かって吐き出す仕組みのものが一般的になっています。
クリーンブースを置くメリットとしては、様々な要求に沿って空調を調節することが可能なため、清浄度を細かくコントロールすることが出来ます。
そしてクリーンルームと違って、建設の際にかかる費用を抑えてくれます。
さらに、空調や送風を清浄度合いに合わせて設定することが可能なので、省エネにも効果的です。
クリーンブースには、一般的な周壁がビニールになっている方式と、安全性、気密性、そして美観にも優れているパネル方式というものも存在します。
クリーンブースの耐用年数と減価償却
業務用に導入した物は、全て帳簿上で減価償却費の適応になってきます。
ですから、クリーンブースも減価償却として帳簿上に記載する必要があります。
ただし、これは現実的な耐用年数ではありません。
当然ながら、クリーンブースを販売している業者としては耐用年数としての目安が存在します。
この耐用年数を減価償却年数に使用することはありません。
導入したクリーンブースがどのような物に仕分けされるかによって、減価償却としての耐用年数が決まってきますのでしっかりと帳簿上の決まりを読んで対処する必要があります。
当然のことですが、クリーンブースに付属している機器などは建物としての減価償却とは別勘定になる事が一般的です。
こちらも、全て一括で処理して、後日問題にならない様に確認する必要があります。
付属している機器については、建物付属設備と考えるのが間違い無いでしょう。
ただし、これは飽くまでも目安としての勘定科目になります。
実際の使用している形態や、使っている付属品によって勘定科目が変わってくる可能性があります。
分からない場合は、企業の経理にアドバイスを頂いている会計士などに確認してから記載する方が安心です。
ケースバイケースですので、確実に確認しましょう。
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Last update:2022/3/30